さて4本目。サミュエル・アダムス ボストンラガー。アダムズが実際の発音でしょうか?でもまあここではAmazonパントリーでの表記にしたがってサミュエル・アダムスでいきます。
サミュエルアダムスとは?
このビールの名前を知ったのは村上春樹のエッセイだったと思います。多分ボストンに住んでいた時にどうたらこうたらみたいなことだったと思いますが、村上春樹の文章に出てくる食べ物や飲み物というのは実に美味しそうなんですね。特に初期の頃の小説にはよくビールが登場していた記憶があります。そんな村上ファンだからこそ、このビールも常々飲んでみたいと思っていました。そういえばこのブログのタイトル「ビールが旨くて何が悪い?」も村上春樹のデビュー作「風の歌を聴け」の中に出てくる、ある本のタイトルが元ネタです。これで分かる人は結構な村上主義者ではないかな。
という訳で念願のサミュエルアダムス、ボストンラガー。例によってウィキペディアから。
サミュエル・アダムズ(Samuel Adams)は、アメリカ合衆国のボストン・ビール社(Boston Beer Company)のビールのブランドである。第二代大統領のジョン・アダムズの従兄にあたる実在の政治家、サミュエル・アダムズ(1722年9月27日〜1803年10月2日)にちなんで名付けられた。
アメリカでは代表的な地ビールとのこと。公式サイトを見るとここも多くのビールを製造しています。
サミュエルアダムス ボストンラガーの詳細
原産国:アメリカ
原材料:麦芽、ホップ
スタイル:アンバーラガー
アルコール分:4.8%
容量:355ml
輸入者:日本ビール株式会社
購入価格:¥454(Amazonパントリー価格)
サミュエルアダムス ボストンラガーのレビュー
色はアンバー色と言うのでしょうか。赤茶系の濃い色です。3本目のエチゴビールと比べてもより深い色。ところでボストンラガーと言う名称ですが、Amazonパントリーの商品説明には種類:アンバーエールとあります。ラガーなのかエールなのか。味的にはエールっぽいのですが。うーん、どちらが正しいのでしょう?
※追記
ビールの図鑑によるとアンバーラガーが正しいようです。Amazonの表記が間違っているようですね。
注いだ時の泡がとてもクリーミー。(注いだ写真がないのは今回まで!次回からは注いだ写真も載せていきたいと思います。)例えばギネスビールの泡はとてもクリーミーだと誰もが思うと思いますが、あそこまではいかないまでも日本の一般的な大手ビールと比べるととてもふわふわした印象。
口に含むととても濃厚。コクがあり、ガツンときます。これは良い。といっても苦すぎず、重すぎず絶妙なバランス。重すぎると何杯も飲めないですがそういったこともなさそう。瓶のラベルにリッチ、フルボディ、ウェルバランスとありましたがまさにその通り。ただこのラベル公式サイトを見るとリッチ、バランス、コンプレックスとなっています。輸出するものと国内消費用では違う仕様なんでしょうか?それとも単純にラベルが最近変わったのかな?これだけ複雑でリッチな味なのにアルコール分はと特別高くないので、安心して何杯でもいけちゃいます。良いか悪いか分かりませんが。でも何杯でも飲みたくなるビール。飲んでいて飽きないビール。
ちょっといいビールを飲みたいな、なんて時にはオススメのビールです。値段は¥454と日常使いにはオススメできる値段ではないですが。