8本目は当ブログ初の黒ビール。
またまたヤッホーブルーイングから今回は黒ビール、東京ブラックを。
黒ビールといえば誰もがまっさきに思い浮かべるのはギネスビールでしょう。あちらはスタウト(強いの意)・ポーターというビアスタイル。スタウトはポーターを研究し更に改良されたものだとのこと。今回の東京ブラックはそのスタウトの元祖ポーター。このあたりのことに関しては
ビールの科学―麦とホップが生み出すおいしさの秘密 (ブルーバックス)
がとても参考になりました。この本はメチャクチャ良書です。ビールを勉強するなら必読かと。
さて、ポーターのビールは初めてです。楽しみにしていた一本。
この東京ブラックに限らずヤッホーブルーイングのビールは缶のデザインがいいですよね。遊び心があって。いかにもビールです、といったテンプレート的なデザインとは明らかに一線を画しています。まあ後々海外でも売れるようにと、日本といえば東京、東京=江戸だしお相撲さんでも描いときゃいいじゃんみたいな安易な感じがしなくもないですが。
東京ブラックのレビュー
黒ビールって好きなんですよね。美味しいだけでなく、雰囲気を持っているビールといいますか。なんとも言えず非日常感があるように思います。休日の夜にゆっくり、のんびりと飲みたいビールです。
泡立ちは良いですが、どうしても黒ビールとなるとギネスと比べてしまうから厳し目の判定になってしまいますが、ギネスのようなきめ細やかさはないですかね。
口に含むとほんのりと穏やかな酸味、ココアを思わせるようなロースト香。やっぱり黒ビールは好きだなあ。色は勿論黒いですが、その中にも透明感があるように思います。
深みのある味ですが、ギネスに比べると軽いと言うかさっぱりと飲める印象。ガツンとしたボディーではなく、調度良い加減。強すぎず、それでいてじみじみと飲める深み。ここらあたりがスタウトではなく、ポーターであるということですかね。
公式サイトには本場イギリスの味を新鮮に日本でも飲めるようにとの思いを込めて造った、とあります。その心意気が嬉しいですね。これからも良いビールを作り続けてもらいたいです。
東京ブラックの詳細
原材料:麦芽、ホップ
アルコール分:5%
内容量:350ml
生産者:ヤッホーブルーイング
価格:¥275(Amazonパントリー価格)
よなよな 地ビール 350ml5種飲み比べセット よなよなエール8缶+(インドの青鬼 燦々オーガニック 東京ブラック 水曜日のネコ) 各4缶入り
- 出版社/メーカー: ヤッホー
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ビールの科学―麦とホップが生み出すおいしさの秘密 (ブルーバックス)
- 作者: 渡淳二,サッポロビール価値創造フロンティア研究所
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/03/20
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